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対くすぐり尋問訓練







「サクラ、突然ですまないが、今から敵国に捕まった時の尋問に対する訓練を行ってもらう」
「へ、敵に捕まった時の尋問に対する訓練、ですか?」
 火影の里を一望できる位置にある火影の部屋に、五代目火影である綱手に突然呼ばれたサクラは、綱手の言われるままに赴き、綱手と対面した途端、そんな事を命令されてしまった。
「そうだ。サクラ、お前だって敵国の捕虜になってしまう事もあるかもしれん。その時にこの里について何かを聞かれる可能性も高い、だからそれに対して少しでも耐性を付けておくべきだ」
 キョトンっとした返事を返すサクラとは裏腹に、話を持ちかけた綱手の表情は真剣そのものだった
「は、はい……。でも、一応ある程度の訓練は受けてますが……」
 サクラだって立派な忍である。一応そういう事に対する訓練は一通り受けてるからこその発言だった。しかし、綱手はそんなサクラを一蹴する。
「それは痛覚に対しての訓練だろう? 今からお前に付けてもらう耐性は、『くすぐり』の耐性さ」
「く、くすぐり!? そんなものが尋問に使われるんですか?」
 驚愕の表情をあらわにしながら、サクラは綱手に詰め寄る。あんなじゃれた遊びのどこに尋問に使える要素があるのか、サクラには皆目見当も付かなかった。
「使われる場合もあるんだよ。特に痛みに対して徹底的に対策を施している人物を問い詰める場合にはな。逆にそういう手法の場合が、手っ取り早く、また捕虜を傷つけずに終わらせる事も出来るからな。それに、くすぐりをバカにしない方がいい。あれは意外と苦しいぞ」
 真剣だった表情を緩め、先ほどとは裏腹に二ヤリとした笑みを浮かべて、くすぐりを使っての尋問の有用性を説明する綱手だったが、今一サクラには理解出来なかった。くすぐりで尋問をするということ事態を知らなかったサクラが、未だにそれを信用しない、もしくは信憑性に欠ける話と捉えるというのも無理は無いだろう。
「ま、物は実戦だ、根の連中に頼んであるから、今からここへ行って訓練を受けて来い」
 未だにくすぐりにおける尋問の有能性にたいして疑心暗鬼な顔を浮かべるサクラに、簡易的な地図の描かれた一枚の紙切れを綱手は渡す。
 それを渡されたサクラは、いぶかしげな表情をしながらも、分かりました。と気乗りしてないと言う事を如実に現すような覇気の籠ってない返事をした。
 普通、というか、ほとんどの火影の里に住む忍なら、綱手に対してそのような態度は絶対に取ってはいけない、取れる筈のない事であったが、直々の弟子であるサクラは任務中以外なら、ある程度まではふてくされても良いという事をそれまでの長い月日で感じ取っていた。故に上記のような態度が取れると言う事である。仕事とプライベートを分けてると言ってもいい。
「まあそうふてくされるな。これも来るべき時に備える事だと思って、我慢してくれ」
 その言葉を受けて、仕方なく、本当に仕方なく、サクラは地図に書かれている所定の位置へと向かった。
 そして、用事も頼まれた事だし、今はここに用はないと、火影の部屋を出ようと踵を返そうとした時、背後から声が聞こえ、サクラの耳に届いた。
「ああ、そうそう、根の連中は―――――」



 数十分後、サクラは地図に沿って道を歩き、目的地と思わしき建造物を見つけ、ゴクッと喉を鳴らしながら唾を飲み込むと、恐る恐る中へと入っていった。
 建物の中に入り、怖々とした表情でしばらく建物内を歩き回っていると、やがて地下へと続く階段を見つけた。
 それを見たサクラは、地図に書かれていた内容を思い出す。『建物の中へ入ったら、まず地下へ降りる階段を探せ、見つけたら、階段が無くなるまで下へと降りて行け』
 頭の中で綱手の声と共に鳴り響くその文章は、サクラの気持ちを憂鬱にさせた。
 もう一層ここで帰ってしまおうか、そんな事も一瞬頭の中で過ったが、流石にそれはまずいだろうと直ぐさま考えを改めなおし、よし! と軽く頬を叩き、自身への気合を入れた後、先の見えない階段へと、サクラは足を踏み込んだ


「うわ……、先が全く見えないじゃない」
 静寂が包む中、中心が大きく吹き抜けている螺旋状の階段をカツカツと降りる音だけが辺りを支配する空間で、サクラはポツリと呟いた。
 煉瓦に覆われた外壁の所々に申し訳程度に置かれている蝋燭の明かりでは、階段を踏み外さないように歩くのがやっとだった。サクラは足を踏み外さないように念頭に歩きながら、先程の綱手の言葉を思い出す。
『ああ、そうそう、根の連中はお前の秘密、今回は簡単にお前の好きな人と言う事にしているが、とにかくその秘密を聞き出すために本気で尋問に挑んでくるからな』
(何よそれ! そんなの簡単に喋れる訳無いじゃない!!)
 そう心の中で綱手を罵倒する。サクラだって年頃の女の子だ、想いを寄せる人の一人や二人ぐらいいる。それを名前も顔も知らない奴になんか教えたくないという気持ちがあるのは当たり前だろう。
(絶対に喋らないんだから!! くすぐりなんかで絶対に喋ったりするもんか!!)
 そう心に決めるサクラの考えは、綱手の予想していた方向に転がっていた。知られたくない秘密、それを吐かせる為に行う尋問。それは敵国に捕まった時の状況と非常に酷似していると言って良い。つまり、限りなく実戦に近い訓練という状況が出来上がったのだ。
 それから、数分という階段を降りるだけにしては長い時間が経過した後、サクラはようやくにして階段を降り切り、尋問が行われる場所へと到達した。
 そこは、今までの長い階段を降りてきたにしては質素すぎる空間だった。
 幅十メートルも歩けば端から端へと届きそうな円形の外壁にポツポツと定期的に配置されてる蝋燭。その部屋の真ん中に鎮座する平らな石で作られた対象者の事を考えない簡易的なベッド、それを見守るように黙って立ちすさむ複数の人間、おそらく『根』の者だろう。後は何もない。この部屋に必要な物は、これだけで充分という意思表示かもしれないと、サクラは心の中で思った。
「春野サクラだな。綱手様から話は聞いている。今からお前を尋問に対する耐性を付けさせる為の訓練を開始する。本来なら衣服を脱げと指摘する所だが、今日は訓練なのでそれはしない。素足になってこのベッドに横たわれ」
 『根』の一人がそうサクラに言いつけ、もうここまで来たからにはしょうがないとサクラは自分を奮起し、いそいそと靴と靴下を脱ぎ、その白くて汚れが一つもない綺麗な素足を無防備に曝け出した状態でベッドへとよじ登り、そのままコロンと気を付けの姿勢で仰向けに横たわった。
「時間も惜しい、早速尋問を始める。お前は綱手様から我々に聞かれてはならない秘密を授かったと聞いた。私達はそれを本気で聞き出す。秘密をしゃべるか、一時間尋問に耐え続ければ訓練は終了だ。ただし、最低でも十五分は尋問を続けろと命令を受けている。その間に秘密を喋っても、十五分が経過するまでは尋問は取りやめない。尋問には拘束具も使用する。いいな?」
 サクラが寝転がったのを確認した後、有無を言わせないような威圧感を漂わせながら『根』の者はサクラに説明した。それに気押されたサクラは、首をコクンと動かして頷き、了承の合図を送った。
 それを見た『根』の者達は、ベッドに括りつけてあった皮製のベルトで、サクラの足首を固定し、手首と太股を一纏めにするように拘束した。これによって、サクラは直立姿勢のまま横たわり、おまけに全く体を動かす事が出来ない状況へとなってしまった。
「では、これより春野サクラのくすぐり尋問を始める」
 その言葉を合図としたのか、今まで黙ってサクラを見つめていた『根』の者達が一斉に近づき、手で思い思いにくすぐり始めた。

「きゃふうう!? ふっっくっくっくくく! んぅっぁあっひっひひひひひひひひ!! あっっくすぐったっっきゃうう!」
 
 腕を僅かに閉じる事が出来るが、大々的に守れない腋の下やわき腹、完全に身を守る事が許されないお腹など、それぞれ女性が弱点としてる所に、『根』の者達の指が這い寄り、肌に刺激を与えてくる。

「っっっ!! こっれっっぐらいっっくぅうっふふふふふふふふふふふっっでぇえええ!! 喋ったりっっするっっするふふふふふふふふふ、もんか…………!! く~~~~~~~~~~~!!!」

 喋らないという意思表示をくすぐられ、時折意図せず漏れ出す声に邪魔されながらも何とか声に出しながら、瞳をキュッと閉じて、口から笑い声を洩らさんと、秘密を喋るまいと歯を食い縛ってひたすらにサクラは尋問に耐えていた。
 
「あっっ!! くっっん! はひぃい!! んんっっ!! きひひひっひひひひひっひひひひ!!」

 だが、そんな手以降は無駄だと言わんばかりに、『根』の者達はサクラをくすぐり続ける。
 閉じていた腋を片手で強引にこじ開け、もう一方の手の指を滑り込ませ、グニグニと腋の皮膚を解すように揉む指もあれば、腋を開かせんと、二の腕をこちょこちょとくすぐり、その刺激から逃げるように腕を僅かに動かした隙を突いて、腋に忍び込み、五本の指でほじくり回す指もあった。

「きゃあ!? ちょっっそこはっっそこはぁ~~~~~~~~!! やふふふふふふふふふふふふふふふ!! まってっっっひゃひひっひひひひひひひひひひひひひひ!! まってぇ~~~~~~~!!」 

 弱点を無作為に弄られ、サクラは反射的に腕を閉じようとするも、既に忍び込んだ指を追い出すことは出来ず、脇へのくすぐりにピクピクと体を震わせるだけに終わる。
 弱点の一つである腋をまさぐられ、思わず待ってと口にしてしまうが、それを聞き届ける者はこの場にいない。彼等は尋問館なのだから

「くっっうくくくっくくぅ~~~~~~~~~~!! ダメですっっ腋やめっっっんぁあああっ! ぅあう! きひぃ~~~~!! あひっひひひひひひひひ!! やめっっえひゃぁ~~~~~~~~~!?」

 サクラの懇願も長くは続かなかった。腋の時と同じ要領でわき腹にも深く指が入り込み、その柔らかい皮膚を服越しに刺激し始めたからだ。

「なっっなぁあああっっ!? くぁああっ! っぁあっ!! っひゅふっふふふふふふふふふふふふふ!! だめっ! それ、はんそっっくぅ~~~~~~ふっふひゃっ!! やひひひひひひひひひひひ」

 わき腹から送られてくる堪らない感覚に、サクラの閉じた口から笑い声が漏れ出してしまう。そのまま『根』の者たちは、サクラの締まっている腹部の責めを強調させた。今まで円を描くように撫でていたのが、肉を五本の指で軽く摘まむような動きに変化した時、サクラの体はガクガクと震え、どうにかして手を持っていけないかと懸命に腕を持ち上げようとするが、手は決して太股から離れようとしない。

「くっくぁっっあっやひひひひひひひひひい!! いっっふひゅふふふっふふふふふふふっふふふふ!! (ちょっだめ! く、くすぐりって、こんなにキツイの~~~~~!?) ひゅぁあああ!? あっふひぃ~~~~~~~~~~!!」

 この段階に来て、ようやくくすぐりを用いての尋問の有効性と苦しさをサクラは理解した。だが、それを理解するには、あまりにも遅すぎた。苦しいと理解すればするほど、思考がそう認識し、今まで以上にくすぐったいと感じ始めてしまう。

「きゃひっっふひゃっ! ん~~~~~~~~~~~~!! んふふふふふふ!! うひぃっっくぁっんぁぁぁあ! っっくっっっくっくっっっくくくくっくく」

「どうだ、そろそろ吐いて楽になりたくはないか?」

『根』の一人がそうサクラに問いかけた。最も、今サクラが綱手から教えてもらった自分の秘密を今ここで耐え切れずに吐いた所で、十五分が経過していない現在では例え喋っても解放されることはないのだが。

「しゃべるわけっっぷひひひひ! ない、でしょっっ! こんな程度の……尋問でっっくふふ! 喋るほどっっあうう! 私はバカじゃっっひゃひひっひひひ!! ない……わよっっ!! うぁん!!」

 くすぐったさから生じる笑い声に所々を邪魔されながらも、抵抗の意思をサクラは表す。自分の好きな人を知らない人に教えたくもないし、くすぐりが耐え切れなくて喋ると言うのも、プライドが傷付けられそうな気もしたからだ。

「フン、その言葉も、いつまで持つかな」

 そう言いながら男が接近したのは、未だ誰にも触られていない箇所であり、かつサクラが最もくすぐりに弱いと自覚している場所である、足の裏に『根』の男はそっと手を掛けた。

「ちょ!? まっっそこはぁっっくあぁっぅっあふふふふふふふふっふふふふ!! 待ってっ待って!! あっやひぃ~~~! ひうっっ!! くふぅ! あ、足の裏だけはやめて~~~~!!」 

 それを見て、何をするかを瞬時に悟ったサクラは、必死の形相でやめてと懇願するが、今回は尋問官である彼等に、そんな言葉は通用せず、逆にその箇所の有効性をくすぐりを行わずして確固たるものとしてしまう。

「待って、お願いだから待ってええええっっいひっひひひっひひひひひひ!! そこだけは無理です。 ムリですからぁあああっっきゃふふふふふふふふ!! 止めてくださいいい!!」

 サクラの決死のお願い虚しく、男は今から行う行為から少しでも遠ざかろうとしているのか、僅かにクネクネと揺れ動く小さな足の裏を、その指でくすぐり始めた。

「あっあぁぁああ!! あっあっあっっあ~~~! あっあはははははははははは! あはっははははははははははははははははは!! 止めてっっやめてええええ!! いやははっはははっはははははははははははっはは!! 足の裏はよわいんですぅうううう!!」

 今まで必死に笑い出すまいと耐え忍んでいた努力など、紙のように直ぐに吹き飛んでしまった。それほどまでに、足の裏へのくすぐりは強烈だった。

「うひゃはははははははははははははははは!! あっっっうわははははっはっはははははははははははははは!! くすぐったい~~~~~~~!! いやああっはっははっはははははははははは!! お願いっ! お願いだからそこはやめてええええ!!」

「やめて欲しいのなら、秘密をさっさと吐く事だな」

「そんなっっそんなはははっはっははははははははははは!! いやぁあああああ!! 足の裏だめへへへへへへっへへへへ!! んひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! あっあぁあ~~~~~~~~~!!」

 唯一自由に触れる首をイヤイヤと左右に振りながらサクラはくすぐったさに反応し、身悶える。動かして腋や腹部を守りたい腕は思うように動かず、くすぐられてるわき腹等はピクピクと指が触れられる度に痙攣し、最もくすぐったさを感じる足の裏は、足の指をワキワキと動かし、くすぐったいという感情を必死に抑え込もうと努力してるのが見える。

「ひぎゃははははははははっはあははははははは!! あっやだっっっやあぁああああっははははっはははははははははははは!! だめえええっっくすぐりやめへへへへへへっへへへ!! へひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!」

 足の裏を苛める指は、足の先端から踵にかけて、中心をツツーッっと人差し指でなぞり、踵に辿り着いた途端、わしゃわしゃと指を全部動かして彼女を笑わせにかかってくる。

「あっあぁああぁ~~~~! いっっいひゃぁぁ…………ぁああ!? ああぁっははははっはっはははははははは!!  だめっっはげしすぎっっぐひゃああはっははははははっははっははははははは!!」

 逃げ場を求めて足の裏が左右に激しく動き回ろうとするが、拘束されてる状態ではロクに逃げる事は出来ず。くすぐりから遠ざかる事は出来なかった。
 そして、お仕置きとばかりに足の裏へのくすぐりは激しさを増していく。土踏まずを爪でカリカリと掻き毟る責めは、絶妙なくすぐったさとなって、サクラの脳内を侵食し、くすぐったいということしか考える事が出来なくさせる。

「みゃははっはははははははっははははははは!! そこっっそんなとこっっだめええええ!! くすふふふふふふふふふ! ふひゃぁあっっっあひゃはははっははははははははははははは! くすぐらないでええええええ!! びひゃははっはあっははははははは!」

 足の裏の外側から内側へ渦巻きを描く要領で人差し指を使ってぐ~るぐ~ると時間を掛けてゆっくり撫でていると、実に良い声でサクラは鳴いた。そして中心点に人差し指が到達すると、そこにあるツボを親指で、サクラがとてもくすぐったいと感じる絶妙な力加減で押し込んでツボを刺激し、彼女に悲痛な笑い声を上げさせる。

「ひぃ! ひぃ! ひぃいいいいいひっひひっひひひ!! いひい~~っひひゃっはっははっはははっはははははははははは!! それもだめえええええ!! だめへへへっへへへへへへへへへ!! いやぁああはっはははっははははっははははははは!!」

 くすぐりに慣れさせないようにする為か、何度も変化する足の裏のくすぐり方に付いていけず、サクラは踊らされるように、思うままに笑わせられ続けた。

「きゃははははははははははははは!! いぁああっっふひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! そんなにっっすぐっっかわあぁあはっはははっははははははははははは!! かわらないでええええええ!! た、たえられないからはははっははははははははは!!」

 右足の方をゆっくりと焦らすようにくすぐられ、左足の方はすばやくカサコソと虫が高速で這いまわってるようにくすぐられる。二つの異なるくすぐりの速度にサクラは見事に翻弄され、眉間の皺を深くし、眉を垂れ下げて笑い悶える。

「はっはひゃははっはははっはっははははっはあっはははははははははは!! 違うっっ速度がちがうううう~~~~~~!! うひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! いっっいひゃはははっははっはははははははははは! くすぐったいいいいい!!」

 くすぐったい! この責めから解放されたい、こんな苦しいの嫌。そんなことばっかりが、サクラの頭の中をグルグルと回っていた。だがサクラは知っている。この責めから解放される方法を、一言を。だが、それだけは言いたくなかった。乙女の秘密を、こんな得体も知れない人間なんかに教えたくない。そんな思いがあるからこそ、サクラは未だ尋問に耐え続けているのだ。

「あにゃはははははははははっははははははははは! あっっくぁああひゃっひゃひゃひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっはっはっははははっはははははははははは!! いやぁあああああ!! 足の裏いやぁあああああ!! あははははははははははははは!!」

 それでも、その思いもいずれ掻き消える事になるだろう。それほどまでくすぐりという尋問方法は強烈なのだ。訓練された女性でも、尋問官のくすぐり方によるが、大体三十分も休憩を置かずに行えば、女性は泣いて許しを請い、ペラペラと情報を喋ってしまう。サクラは訓練されてる女性とは、とても言えなかった。

「くひゃひゃひゃひゃひゃひゃっっあひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! ぁっっふぁぁあああ!! ぶひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! やははっはっはっはっはははははははは!」

「強情な奴だ、そう言う奴には、これで尋問してやる」

 『根』の男がそう言いながら懐に手を伸ばし、何かを取り出した後、その何かを片手に持ち、サクラの無防備に投げ出されている足の裏にその何かをはわし始めた。

「いひゃぁあ!? ひゃぁああっくひゃぁあああああ!? あっふぁあっっひゃひっひひゃっはっははははっははっはははあはは!! な、なになになにぃ~~~~!! これなにゃぁあああああっっあはははっはははははっははははははっははははははは!!」

 突然襲いかかった指とは違う刺激。そのくすぐったさに大声を上げて笑い狂うサクラ。その中で、一体何が自分の足をくすぐっているのかを確かめるために、力を振り絞って足に這わせているモノを見てみると、そこには―――。

「ふっふでええええ!? ふっふひゃぁああっはっはっはっはははっははははははは!! そんなぁああっっふでだめへへっへへへへへっへへへへへへへ!! いひゃぁあああっはっはっはっはっはははははは!! やぁあああああああ!!」

 『根』の男が取り出したのは、一本の筆だった。その筆を用いて、筆が与えれるであろう責め苦を存分にサクラに味あわせんと、男は足裏をくすぐっていた。
 筆を使っての責めは容赦なくサクラを責め立てた。足の指の付け根をその細い毛先を最大限に利用するように差しこんでくすぐったり、指一本一本を丁寧に掃いたりするなど、今まで指では与えられなかった壮絶なくすぐったさをサクラに与えた。

「あぎゃあぁあ~~~~~~~!! っっぎゃぁあああっははははははっはははははっはははははは!! くすぐったい!! くすぐったぁあああああい!! や、やぁあああああっっひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ! やめてえええええええへっへへへへへ!!」

 踝を突いたり、筆で文字を書いたり、そうかと思えば指でくすぐってきたりと、何度も不規則に不定期に変わる足の裏くすぐり責めに、サクラの心は屈服しかけていた。そして、それを助長するかのように、上半身のくすぐりも彼女の弱点の中の弱点をさぐるようにくすぐっていき、サクラに限界点を迎えさせようとする。全てを吐けば楽になれるのにという悪魔の誘惑を脳内に囁かせるために。

「もういいい!! いひゃあぁああはっはっはっははっはははははっははははははははは!! だめえええ!! こんなのやめてえええええ!! くひゃぁああっははっははははっはははっはあっはははははは!!」

 泣きながら笑うと言う非常に奇妙な状況になりながら、サクラはもう止めてと嘆願する。しかし、彼等は止めると言う事をしない。そうなるとサクラが見えてる残された道は一つしかなかった。即ち、秘密の暴露。もう、彼女にはくすぐりに耐え続けるという選択肢はいつの間にか消え失せてしまっていた。今はただ、ひたすらに解放されたい。そう願うようになってしまったのだ。

「いうううう!! 秘密言いますうううううう!! だからやめてええええええっへっへっへへへっひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!! もうくすぐったいのやだぁあああああああぁああ!!」

「ほう、言う気になったか。ならさっさと言え、お前が綱手様から預かった秘密を」

「わ、わたしのっっわたしのぉおおおおおおおお!! ――――――――――――――――――――――――――――――――――――ッ!!」



「ふむ……それが秘密か?」

 サクラの秘密を聞いた男は、秘密の内容に少し呆れながらもそれを声色に出さずにサクラに問いただした。

「そ、そう~~~~うひゃはっはっはっはははははははははっは!! それが秘密なのぉぉお~~~~~~~~!! ひゃぁああっはははっはははははは!! 言った、言ったわよぉおおっほほっほっほほっほほほほほほ!! はやくっっはひゃくぅううううふふふふふふふふっふふひゃあぁあはっはははっははっはははははははあ」

 秘密は言った。十五分も経った。だからくすぐる必要もない。解放して。その事を男に向けて伝えるも、何故かくすぐったさは一向に衰えることなく、サクラの身に降りかかった。

「なんでへへっへへへへっへへへへへへ!! どうして、っっひゃひぃ~~~~~~~~!! かいほうっっしてっっくれへへっへへっへへへへへ!! ないのぉおおおおおおお!! あひゃはっはっはははっははっはははははっははははははははは」

「綱手様からこう授かった『もしサクラが一時間耐え切れずに秘密を喋った場合、特別訓練として二時間尋問し続けろ』とな。悪いが、もう一時間四十分程付き合って貰おう」

「そんなっっそんなははっはっはっははははははははっはははっは!! いやぁああああ!!! くすぐったいのもういやぁああはっはあっはっはははははははははは!! たすけっったすけてええええええええええええ!!」

 サクラのその決死の叫びは、遠い地上には届かずに木霊した。彼女の訓練は、もう少しだけ続く。それは、サクラにとっては地獄の始まりだったそうだ。


あとがき

安心の超展開でお送りしました。ナルトのサクラで足裏中心に全身くすぐり責めです。ここまで読んで下さってありがとうございました。

時系列とか口調とかはあまり気にしない方向で言ってくれたら……幸いかなぁ……いや口調は気にしないとだめだろ!

今回のSSは、意外と描写方法とか導入の長さとかくすぐりシーンとか原点回帰を目指して書きました。だっていつもの手法で書くと、また一週間程書かなくなるもん><

なので今までのと比べると、少し短いかもしれないですが、しっかりと内容は濃くしたつもりではあります。

しばらくはこのぐらいの長さで書いていこうかなと思っておりますので、今回はその長さの目安と言っても良いかもしれませんね。…………しっかりと作品には真剣に取り組みましたよ!

と、言う所で、今回はこの辺にしておきましょう。また数日後にお会いしましょう






後二つ! 後二つでようやく1000リクが終わりを迎えるぜ~~~!! ……うん、これってオチてないな 
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足の裏責めとても良かったです。できれば次からも足裏くすぐりを多めにしてほしいです。これからも応援してます。

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